都内とは思えない景観が広がる水元公園。
その入口にある釣り具〜食品店の中にある路麺処。
やはり釣りに来た人とかがささっと食って行くんですかね。いいい
ふぁさとしたゆで麺に色ほど味は濃くはないけど黒い汁。そしてかりっかりに固く揚がったかき揚げ。
そう、決して取り上げるほどにうまい!とかはない。ふつーにノスな味わい。これがまたいいのだ。
公園の脇にじっとある立ち食いそば。この存在は希少だ。そしてそのそばの味わいはこうであって欲しい。
生麺で、茹でますんで少々お待ちください!とか、揚げたて天ぷらで、熱いんでお気をつけ下さい!とか、少し違う気がする。
言わば海の家で食うラーメンみたいな。
海から上がって水着で砂混じりに喰らうラーメンとは、一流店の崇高なスープでも困るし、インスタント麺でも困る。
あの微妙にしょぼい味こそ、あのシチュエーションにおいて実はナイスな味だということ。(海の家の人の足許を見るような値段付けは御免ですがねw)
いいねえこののんびりな空気。
今の世にあってこの空間こそ味わうべき「味」であること。
なんでもうまくなければならない世の中なんてきっと生きづらいんじゃないの?とか思うのだ。